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活性酸素は敵?味方? 脳が教えてくれる二つの顔

更新日:8月17日

「活性酸素」と聞くと、老化や体の不調を引き起こす“悪者”というイメージが強いですよね。


ところが、最新の研究では、脳にとっては悪者であると同時に、大切な味方でもあることがわかってきました。


今回は、その二つの顔と、私たちが日常でできるシンプルな工夫についてご紹介します。





活性酸素の二つの顔




1. 多すぎると困ること



活性酸素が過剰になると、体内バランスが崩れやすくなり、細胞にダメージを与える可能性があります。


この状態が続くと、脳や体の機能にも影響が出やすくなるといわれています。



2. 実は必要な場面も



一方で、適量の活性酸素は脳内での情報のやりとりや、神経細胞同士のつながりづくりに関わっています。


これは、学びや記憶の働きに関係していると考えられます。


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大切なのは「バランス」



活性酸素は「ゼロ」にすればいいというものではありません。


必要な分を作り、余分は体内のしくみで処理する、このバランスがとても重要です。




日常でできるバランスサポート習慣



  • 彩り豊かな野菜や果物を食事に取り入れる

  • 無理のない運動を継続する

  • 質の良い睡眠と休養をとる

  • 心を落ち着けるリラックスタイムをつくる



たとえば、忙しい毎日の中に温かいハーブティーを楽しむ時間を設けるのも、心身をほぐすきっかけになります。


ジェイソン・ウインターズ・ティーのようなブレンドハーブティーは、自然の香りと味わいで、日常にやさしいひとときを演出してくれます。


※本記事は特定の効果を保証するものではありません。飲み物選びはご自身の体調や好みに合わせてお楽しみください。





参考資料



  1. Valko M. et al., “Free radicals and antioxidants in normal physiological functions and human disease”, Int J Biochem Cell Biol, 2007.

  2. Polidori MC. et al., “Plasma antioxidant status, immunoglobulin levels, and cognitive performance in healthy elderly subjects”, Neurobiology of Aging, 2009.

  3. Radak Z. et al., “Oxygen consumption and usage during physical exercise: The balance between oxidative stress and ROS signaling”, Physiol Rev, 2014.

  4. 東京都健康長寿医療センター研究所 第173回老年学・老年医学公開講座「脳の活性酸素は二刀流!?」(2025年7月配信)






おわりに



活性酸素は「敵」か「味方」か——その答えは量とバランスにあります。


日々の小さな習慣が、そのバランスを整えるカギになります。


サンシャインワールドミッションでは、これからも皆さんの暮らしを彩るヒントや、自然と調和したライフスタイルをご提案していきます。

 
 
 

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