
シンプル習慣で始める“筋肉貯金”——立つ・歩くがちょっとラクに 無理しない、続けられる毎日
- Y 淑子
- 8月17日
- 読了時間: 3分
筋肉は“からだの相棒”——基礎から分かる、年齢と上手につき合うコツ
日々の立つ・歩く・抱える・温かさを保つ——実はその土台は「筋肉」。
本記事では、筋肉の基礎、年齢とともに起こりやすい変化、そして今日からできるやさしいケアをまとめます。
専門動画で学んだ要点を、生活者目線でギュッと要約しました。
1. そもそも筋肉って?(超基礎)
筋肉は大きく3種類
骨格筋(動く・姿勢を保つ)
心筋(心臓)
平滑筋(血管や消化管など)。
特に日常動作に直結するのが骨格筋です。
骨格筋の主な役割
姿勢保持と運動
内臓の保護
収縮による熱産生(体温維持)
など。
速筋と遅筋
素早い力発揮が得意な「速筋」と、持久に強い「遅筋」。
どちらも大切です。
2. 年齢とともに起こる変化(サルコペニア)
サルコペニアは、加齢などで筋肉量と筋力が低下し、立ち上がりや歩行などがつらくなる状態。
25〜30歳ごろから筋量はゆるやかに低下を始めるため、早めの対策が大切です。
暮らしへの影響が大きい筋肉
(抗重力筋:太もも・お尻・体幹などは、
とくに衰えやすい
——だからこそ意識して鍛えたい部位です。
3. 今日からできる“やさしい”筋活3ステップ
いすスクワット(1分)
座る↔立つをゆっくり繰り返す。
太もも・お尻を安全に刺激できます(無理のない回数でOK)。
たんぱく質を“朝から”
例:卵+ヨーグルト+納豆など。体重1kgあたり約1.0g/日が予防に有効な可能性。まずは不足しない意識づけから。
1時間に一度、立って伸びる
こまめに立つ・つま先立ち・かかと上げで、下肢の筋肉と血行をやさしくサポート。
小さく始めて“続ける”がいちばんの近道。速筋・遅筋の両方に少しずつ刺激が入るよう、強すぎない負荷で継続しましょう。
4. 安全に続けるために
体調や関節に痛みがあるときは無理をしないこと。
慢性疾患のある方は、医師等に相談してから始めましょう
(本記事は医療アドバイスではありません)。
フォームが不安なときは、回数よりゆっくり・正確に。
息を止めずに行いましょう。
5. ほっと一息、習慣化のコツ

運動後は水分と休息を。カフェインを控えたい時間帯はハーブティーでリラックスするのも良いリズムづくりになります。※特定の製品の効果効能を示すものではありません。
参考・出典
一般情報:
・厚生労働省 e-ヘルスネット「サルコペニア」ほか(筋量低下の開始年齢・栄養の目安)。
・健康長寿ネット「筋肉の種類とその特徴」(骨格筋の役割・抗重力筋)。
・e-ヘルスネット解説(QOLに関わる筋の重要性)。
・自治体資料(筋収縮と熱産生の基礎解説)。








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